公務員看護師とは

看護師は、公務員として働くこともできます。
地方公務員の場合、各自治体の病院や診療所、保健所、保健センターなどで、公務員看護師として勤務できます。
国家公務員の場合は、防衛相に勤め、衛生部隊や自衛隊病院の看護師として働くことができます。
このほかにも、国立ハンセン病療養所の看護師や厚生労働省の看護系技官といった環境もあります。

上記のような職場で公務員看護師として働くメリットは少なくありません。
まず挙げられるのは、給与が民間の病院に勤めるよりも多いという点です。
国公立病院は、ボーナスが民間の病院よりも高い傾向にあります。

二つめのメリットは、休みがきちんととれるという点です。
1週間の平均勤務時間が決まっており、超過勤務をさせると現場の責任者は処罰されます。
このため公務員看護師は、勤務時間のシフトがしっかりと守られるそうです。
くわえて女性の方は気になるかもしれませんが、育児・産前・産後の休暇もスムーズに取得できます。
国公立病院は、民間病院のお手本となるために労働環境はしっかりと整えられています。

三つめは、研修制度が整っているという点です。
看護師になりたてのころでも教育担当者がいるので、さまざまなことを教えてもらえ、相談もできます。
教育研修制度が充実している病院も多く、看護のスキルを伸ばすことも可能です。

安定して働けるとして、公務員は人気があります。
看護師も公務員として働けるので、さらなる安定を望む人は、公務員看護師を目指してみるとよいかもしれません。